1998年12月5〜6日 中津競馬


第2回卑弥呼杯


中津競馬   今年の卑弥呼杯   [北]馬   第1戦   第2戦   第3戦   第4戦   苦悩はつづく…
中津競馬

 7月の佐賀記念に行く前日にちょっと寄って以来の中津競馬である。

 日本の競馬全体が厳しい状況に追い込まれ、その中でも中津競馬は特に厳しい。それでもなんとかしようと、関係者一同さまざまな策をこらし、なんとかお客さんを呼ぼうと大変な努力である。
 去年の史上最高配当72万馬券は、偶然の産物だったが、これは売上げが少ない競馬場ならではである。72万馬券が出たからといって、その宣伝だけで終らない。その後「日本競馬史上最高配当72万9000円特別」だかというレースまでやってしまった。
 そして昨年の第1回卑弥呼杯はそのちょっと後で、それなりに注目された。


 今年の話題はなんといっても、「グループ馬主制度」である。ほとんど儲かる可能性がないというのは、だいたいわかるけれども、馬主になる資格を変えてしまったのがエライところ。
 11月7日から12月10日まで、約300名を募集する予定。競馬組合のI氏によると、12月6日現在で応募者は百数十名。あと数日募集期間が残っているとはいえ、まあそんなもんだろう。なんとか成功してほしいものである。

 今年は多くの地方競馬で、10%を越える売上げ減となっているようだが、中津はほんのちょっと下がってるだけ。I氏によると「中津は去年の落ち込みがそれくらい(10%以上)だったから、ほかよりそれが早くきただけでしょう」というが、今年それほど落ち込んでないのは、努力の賜物だと思いたい。
 それともうひとつ。中津ケーブルテレビでは、全レース中継と、夜はダイジェストをやっていてびっくり。いつからはじまったんだろうか。


    次のページ→

カクチ探偵トップページへ