1998年12月5〜6日 中津競馬


第2回卑弥呼杯


中津競馬   今年の卑弥呼杯   [北]馬   第1戦   第2戦   第3戦   第4戦   苦悩はつづく…
卑弥呼杯−第2戦

 第2戦は9レース。アラブ系C級の1760メートル。

 ここで注目は前述の[北]ミヤコスイセイ。この日はここまで[北]馬は4戦全勝。そうでなくてもこのメンバーならレベルが違うということで断然の人気。
 本馬場入場後、戸川理彩ミクニリーダーが放馬で競走除外。
 で、レース。大場徳子ミヤコスイセイはダッシュつかず。徐々に中団まで押し上げたものの、3〜4コーナーではずるずる下がって7着。「3、4歳のとき北海道でものすごく強かった馬で、スタートは悪いけどたぶん持ったままで勝てるからって、みんなが言うもんだから、どんなに強い馬かと思って乗ったんよ。2コーナーでやっとハミがかかったから、そのまま行くのかなと思ったら、ぜんぜん伸びんのよ」(一部福山弁不正確)。完全に肩透かしをくらってガックリの大場徳子。勝負してた馬券おやじもガックリ。

 勝ったのは後方待機から3〜4コーナーで進出。直線抜け出した宮下瞳エルビスボーイ(写真→)。「うしろからという先生の指示どおり。直線はよく伸びてくれました」(宮下)

1エルビスボーイ宮下瞳2.03.7
2コノミクイン小田部雪
3リバーメジロ米田真由美
4ウエノヤマカツ宮岸由香1/2
5エビスキムラ遠藤五月クビ
6カツノコウウン佐々木明美1/2
7ミヤコスイセイ大場徳子
8エルグレイ中島広美
ミクニリーダー戸川理彩除外

 関係ないけど、初日、3、2着とまずまずだった地元の小田部雪は昼過ぎからずっと怒り心頭。
 レースの途中に記念撮影があったりとかで、卑弥呼杯出場騎手は5、7、8レースには騎乗不可。7レースと8レースに小田部雪のお手馬(しかも勝負掛かり)が出ていてそれぞれ1、2着。
 「なんで乗らせてくれんの」(小田部)と我々取材陣にもあたりまくり。
 たしかに地元の騎手だけは乗れるようにしてあげないとかわいそうかも。


    次のページ→

カクチ探偵トップページへ