1999年4月7日 船橋競馬場
サラ4歳以上牝馬 ダート1,600メートル


第3回マリーンカップGIII


 (なかなか更新してる時間がとれず、非常に遅れ気味。さてどうしたもんか…)

 いろいろ用事があって早めに競馬場に着くと、耳目社のSさんより携帯に電話あり。なんでも知り合いの関係でオーストラリアの競馬関係者が来ていて、いろいろ日本の競馬について聞きたいことがあるらしいのだけれど、英語をできる人がいないのだという。わたしだって英語がしゃべれるというほどできるわけではないけれど、なんかとっても困ってる様子だったし、ほかに適任もいないようだったので、人助けと思い了解する。
 ネイティブのオーストラリア英語ははじめてで、ちょっと面食らったけど、まあそれはなんとかだいじょぶだった。でもやっぱり言いたいことが英語でうまく言えないんだよなぁ。やっぱまずいよ、英語しゃべれないと。

 牝馬の重賞が乱立しすぎだという声がある。たしかに南関東の牝馬は層が薄いけれども、最近はそれなりの実績馬が中央から出てきてくれて、いちおうレースとして格好はついてる感じかな。
 今回出てきた実績馬2頭アインブライドとエアデジャヴーは、出遅れというほどではないにしろ、躓いてダッシュがつかず。そのまままったくレースにならず、結局この2頭が他馬からは離れた殿を争うことになった。
 ぜんぜん中央の実績どおりにはおさまらない、これもまた交流レースのおもしろいところ。

 笠松のマジックリボンが直線で完全に抜け出して、勝ったかと思ったところに、4コーナーから懸命に追い上げてきた中央の準オープン、ファストフレンドが差し切った。
 石崎ホクトオーロラは展開が向かず、末脚不発で5着。

1ファストフレンド(JRA)蛯名正義1.40.82人気
2マジックリボン(笠松)安藤勝己3/44
3イシゲヒカリ(船橋)秋田実7
4ダイアモンドコア(川崎)森下博1 1/25
5ホクトオーロラ(船橋)石崎隆之アタマ3
6エフテーサッチ(浦和)的場文男1 1/26
7ワンアンドローズ(川崎)金子正彦3/49
8エアデジャヴー(JRA)横山典弘1
9アインブライド(JRA)古川吉洋アタマ8

単勝 320円複勝 160円、190円、250円枠連複 1,000円馬連複 1,330円枠連単 2,080円馬連単 2,510円

 「スタートは思ったよりもスムーズに出てくれたんで、楽にいい位置につけられましたから。4コーナーでもまだ手ごたえがありましたんで、最後もぐっと抜けてくれて、なんとか捕まえてくれればと思ってました。関係者のみなさんがよく仕上げてくれて、状態がよかったのが一番の勝因だと思います」(蛯名正義)
 「もう直線向いたときは外に出てきてたんで、届くんじゃないかと思ってました。去年の東京勝ってから放牧に出して、馬体重が増えてだいぶ筋肉も付いてきて、馬体的にも成長した部分がありましたから。とりあえずここを目標に来ましたから、(今後は)馬の状態を見て決めたいなと思っています」(高市師)

 アイネスフウジンの仔か。もう種牡馬としては引退しちゃったんだっけ。


カクチ探偵トップページへ