1999年2月17日 船橋競馬場
サラ4歳 ダート1600m


第43回ブルーバードカップ


順当にシンセイライデン   道営からの移籍組についての考察
順当にシンセイライデン

 ほんとに今年の南関東4歳戦線は低調だ。
 道営から来たオリオンザサンクスが期待どおりに京浜盃を勝って、そのオリオンザサンクスと去年9月の栄冠賞でレコード決着のクビ差のレースをしてるシンセイライデンが、南関東初出走にもかかわらず、えらい人気になった。前走の北海道3歳優駿は6着に負けて、しかも地元馬だけで見ても2頭に先着されてるのに。

 船橋に来たシンセイライデン(→写真)は、川島正行厩舎で石崎隆之騎手という超エリート待遇。
 まずまずのスタートから先頭にたち、1コーナー、2コーナーとまわるうちに、後続との差をじわじわと広げ、3コーナーを回るころには6〜7馬身の差。
 4コーナーで後続を少し引き付けておいて、直線ではまた突き放した。4馬身差の完勝。
 オリオンザサンクスが、京浜盃で案外苦戦の勝利だったのとは対照的に、こっちは楽勝だった。ま、相手がちがうといえばそれまでだけど。
 混戦の2着争いは、とくに見るべきところはなし。浦和ニューイヤーカップで2着だったグローリーキングが3着だったけれども、まあそんなレベルだ。

1シンセイライデン石崎隆之1.42.71人気
2カサイグローリア秋田実2
3グローリーキング柿本政男5
4カネショウホマレ鈴木淳クビ10
5ノムラスーパーオー白田日出夫1/27
6シンショウフジ田邊陽一アタマ6
7ネイルザナゲット張田京3
8トダノスイジン佐藤隆1 1/24
9トワノイチハラ佐藤祐樹アタマ12
10ノムラセイランオー桑島孝春8
11フロントフォンテン左海誠二9
12グッドセイリング田部和廣11

単 140複 100、140、200枠複 420馬複 450枠単 560馬単 540

 「次は、まっすぐ大井のG1」(川島師)
 来年度は、7月に新設の4歳交流GIができたり、黒潮盃が夏になったり、いろいろ変わってるから「大井のG1」とかいきなり言われても、なんのレースだか一瞬わからなかったよ。もちろん羽田盃なんだけどね。
 おそらく内部ではもう決まってるんだろうけど、4月以降の予定が発表されてないから、羽田盃が4月のいつなんだかまだわからん。

 このままほかに有力馬が出てこなければ、羽田盃は道営からの転入組が人気になるんだろうか。


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